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この年齢になって初めて皇居の中へ入った。つまり江戸城跡である。
天守閣はないし、皇族にもあまり興味はなかった。
もちろん天守閣はないのだが、そこで知った事実に驚いた。
「天守閣があったのは50年ほど、その後210年近く天守閣はなかった」
天守閣があったとき、失火等で3度再建しているようだ。
昔は燃えやすい材料も多かっただろうし、消化技術も今ほど高くなかったのだろう。
そして、4度目の再建をしようかというときに、「天守閣は実用性がなくムダだ」となり、再建されなかった。
こういった現実的な政権運営が、長期政権につながったのではないだろうか。
歴史を紐解いても、政治はもちろん会社経営なども、見栄えを気にして、派手な振る舞いや投資をすると、失敗している。
「勝って兜の緒を締めよ」とは、よく言ったものである。
そんな中、現在の日本はどうだろうか?
ほとんど人が乗らない新幹線や道路、空港。
オリンピックの負の遺産となる体育館などの施設。
とにかく新しいものに投資をして、経済を回そうとするのは、限界だ。
人口も減るし、高齢化社会になるのだから、成長より成熟を目指すべきだ。
バブルの旨味を知っている年代の政治家やお年寄りは、今でも夢を見続けている。
ぜひ江戸城跡に行って、本丸跡から今の時代のムダを感じて欲しい。