【アラフォー】苦悩の日乗

「エクスプレッシブ・ライティング」気持ちを整理するため、文章を書いてメンタルを強化

年休、歯医者、散歩、ビール、そして村上春樹

雨か雪のち晴 最高8℃[-3]最低2℃[+4]

  • ネイビー ウールステンカラーコート@グリーンレーベルリラクシング
    (カシミヤマフラー@グリーンレーベルリラクシング)
    (手袋@ハリスツイード
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  • あったかインナー@無印良品
  • あったかタイツ@無印良品
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2時間年休を取得し、歯医者へ。
その後、隣駅まで30分ほど徒歩で移動。
フレッシュネスバーガーのハッピアワーで290円でビールを飲んだ。

 

村上春樹の『ダンス・ダンス・ダンス(上)』を読んでいる。
五反田くんの経費でステーキを食べ、ゴージャスな娼婦と寝る。
13歳の女の子とデートの約束をしていたけれど、殺人容疑で警察に連行される。

娼婦を褒めるときの言葉がいい。「昔を思い出す。高校生の頃」
村上春樹の、日常をひたすら描写していく文章は、何も考えずに没頭できる良さがある。
考えなくていいのだ。ただ、ひたすら文字を目で追っていくと、その光景が目に浮かんでくるのだ。

そして、主人公である僕の無気力さ。生きにくさ。
そもそも、自分という存在は、周りから与えられているものなのだと気づく。
周りから呼ばれるために「名前」が必要なのであり、自分しかいない世界なら、名前は不要なのだ。

まるで禅の世界だなと思う。自分とは何なのか。所詮は借り物の身体にある、実在しないただの虚像なんじゃないか
そう思うと、まあ生きてるだけで十分じゃないかと思う。
そんなことを考えながら、お酒を飲んで夜が更けていく。