【アラフォー】苦悩の日乗

「エクスプレッシブ・ライティング」気持ちを整理するため、文章を書いてメンタルを強化

20200530_日本は「階級社会」であることを隠している


晴  夏日 最高27℃[+1]最低16℃[+1]

「コットンジャケット×半袖Tシャツ、アンクルパンツ」で史跡巡り。
昼間は雲一つない快晴で、気持ちが良かった。
夕方から雲が出てきたが、雨は降らず。
風が冷たくなり、まだ春だということを実感する。
昼間はちょっと暑いジャケットも、夕方は手放せない。
電車内でエアコンが効いているときも、重宝する。

 

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偏奇館跡にて。永井荷風が、ここで気ままなおひとりさまを過ごしていたことに思いを馳せながら、スターバックスのドリップコーヒーを飲む。
周りは高層ビルやマンション。今は「落ち着いて」は難しいかもしれない。
人工的に作られた自然との共存、手入れされた自然は心地よく感じる。

 

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泉ガーデン(六本木一丁目)からの眺め。
都会のど真ん中なのに、結構自然がある。
ベンチに座って、iPad片手に株について話し合う老婦人たち。
きっと土地持ちなんだろう。努力すれば、何とかなる部分もあるが、やっぱりどうにもならない生まれつきの条件もある。
日本は階級社会を意識させない教育や雰囲気を作り出しているが、実際はほぼ階級社会だと思う。
庶民をだまして、「夢」のマイホームとか、幻想を抱かせる上流階級の人たち。
それが日本の現実だ。
ある意味、階級社会のほうが、諦めもやすいし、はっきりしている。
収入に関係なく、銀座の高級ブランド店に入れてしまうのは、ある意味残酷だ。

 

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永井荷風が何度も通い、自分も葬られることを願った浄閑寺へ。
通称、投げ込み寺。吉原の遊女たちは、戸籍から抹消されていたため、身寄りがないとここへ葬られていたようだ。
日本も昔は階級社会であり、人身売買が普通に行われていた。
それを考えると、より良い方向へ社会は向かっている。
吉原大門も見に行ったが、いまは簡単にどこからでも出入りできる。
一方で、風俗で働く女性たちの問題は、なくならない。
岡村隆史の発言で議論になったが、「風俗をなくせばよい」という簡単な問題でもない。
社会は矛盾に満ちている。それが人間社会だ。

edokara.tokyo

 

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そんな矛盾を感じながら、食べるケーキは美味しい。
三ノ輪のドトールは17時閉店。店員の女性3名が閉店準備に追われていた。