曇 最高23℃[-4]最低21℃[-4]
「コットンジャケット×長袖シャツ」で良さそうな涼しさである。突然、気温が下がった。夏から秋へ急激な変化。まさに現代社会を表しているかのようだ。半袖で自転車に乗るおばさんもいたが、寒くないのか心配になる。
これは、自分の課題ではなく、おばさんの課題だ。そう、課題の分離が大切。
金曜日に、8月に行った健康診断の結果が出た。
再検査。
中性脂肪と白血球数が、基準値を下回っていた。
そう、高すぎではなく、「下回っていた」のだ。
調べてみると、中性脂肪が低いのは、疲れやすく、疲れが取りにくいとあった。
最近、そのことで悩んでいたので、まさにそのとおりの結果だった。
昨年も37だったので低かったのだが、今年は27。
副腎疲労の可能性がありそうである。最近、コーヒーの量も増えていた。
コーヒーを飲まないと、エンジンがかからない状態になっていたのだ。
低中性脂肪の症状は?
中性脂肪の基準値は、30~149mg/dlとされていることが多いようです。
中性脂肪は、ざっくり体の中にエネルギーを貯蔵する役目をしています。
中性脂肪が低い、ということは、エネルギーの貯蔵が少ない、ということであって、だから疲れやすさと直結するわけです。
栄養療法的には、だいたい100mg/dlを目指したいところです。
そして、だいたい70mg/dlを切ってくると、低中性脂肪の症状が出てくる感じになります(経験則)。
低中性脂肪の症状はどのようなものがあるのでしょうか?
体はまず、糖をエネルギーに変えますが、糖が枯渇すると、中性脂肪を切り崩します。
ということは、低中性脂肪の症状はほとんど低血糖の症状と似ているわけです。
低血糖症は、血糖値が急降下したり、低いままであった場合に精神的・身体的にさまざまな症状を引き起こします。
- 眠気
- ブレインフォグ(脳に霧がかかったような感じになる)
- イライラする
- 焦る
- 恐怖感
- 不眠
- 冷や汗をかく
- うつ的衝動
- 慢性疲労
- 朝起きた時にすっきり起きれない
- 物忘れ などです。
これらの症状があって、中性脂肪が低い場合は、この症状の原因となっている可能性があります。
だから寝ても疲れが取れないし、人よりも疲れやすいのだな、とわかった。
「仕事を休む」という方法もあるが、現実的ではないし、休んでも解決できない可能性もある。
疲れがとれる身体に改善しないと、仕事はもちろんそもそも生きていくことがつらくなってしまうのだ。
様々な資料を読む中で、バランス良く、様々な方法を取り入れていくことが大切だと感じた。絶対的な方法があるわけでもないし、それが自分にあっているか、試してみないとわからない。
その場での応急処置的な対処療法と、長期的な改善を考えてみようと思う。
<食事>
- 炭水化物、タンパク質をしっかりと摂取する。
- 30分~2時間おきに、間食を取り入れる。(バナナ、ナッツ、おにぎり)
- コーヒー、小麦粉、牛乳、乳製品をできるだけ減らす。
<生活>
- やらなくていいことは、極力やらない。(家族行事など)
- 頼めることは、外部へ委託する。
- できるだけ、早く寝る。
- 外出は控えめにして、家でのんびり過ごす。
<仕事>
- 職場にいる時間を短くする⇒年次休暇の活用
- 職場で一人でいる時間を確保する
- できるだけ座って過ごす(疲れを増やさない)
- 仕事の量や責任を減らす⇒ストレスの削減
- 異動、転職も視野に入れる(ただし新たなストレスの可能性もある)
まず、応急処置的に、血糖値の低下を防ぐため、こまめに食べる。
次に、疲労がとれる身体になるまでは、疲労を増やさないよう心がける。
最後に、副腎疲労の原因となっているストレスを削減する。
なぜ今、エネルギー泥棒を見つけなければならないのか
もちろん、副腎は臓器ですから、副腎を元気にするような栄養素をとることで、体調を改善させることができます。
ただ、これだけだと不十分なことがあります。
なぜでしょうか?
実は、副腎は、栄養不足以外にも多くのストレスに関わっているからです。
つまり、栄養以外のストレスを放置しておくと、副腎をいくら栄養で元気にしても、エネルギー泥棒がある限り、ざるのようになって、注いだエネルギーが全部漏れてしまうわけです。
その結果、すぐ副腎が疲労してしまうことになります。
それを対処するためには、エネルギー泥棒を見つけて、ざるの穴を塞いで、エネルギーの漏れをなくすことが今すぐ必要なわけです。
副腎が元気になるだけでは、根本的な解決にはならないということなのだ。
低中性脂肪があるということは、エネルギーが常に枯渇していることを示していて、そのためとても疲れやすい原因になります。
低中性脂肪は、その原因が時として、心理的側面に深く根ざしていることもあり、栄養療法のみだと、解決が難しいことがあります。
低中性脂肪の原因として、多いのは、長期間における人間関係です。
(引用:同上)