休むことや睡眠を重視しない日本人。
その根底には、農耕民族であることが関係しているらしい。
農耕では、雑草を取り、なるべく長い時間世話をすれば、たくさんの収穫を得ることができる。
一方、狩猟民族では、獲物を見つかれるかは、時と運による。
また、万全の態勢でないと、素早い判断はできない。
努力すれば、おおむね結果が得られる農耕民族。
努力しても、運が悪ければ結果が得られない狩猟民族。
だから、日本人は、休むことを罪悪視し、寝る間も惜しむことを美化する。
しかし、農耕でなければ、必ず結果が出るわけではない。
むしろ、見極めが大切なはずだ。
あきらめる、は明らかにすること。
やめる、は路線を変更すること。
何も悪いことではない。